2011年6月10日金曜日

キタハラの連載情報<顔の見えるエネルギー ロコ・エネの種をまこう>

あざみ野ぶんぶんプロジェクト実行委員のキタハラマドカ(森ノオト編集長)の
連載「顔の見えるエネルギー ロコ・エネの種をまこう」より、
http://theearthnews.jp/feature/locoene/
今回は、先日取材で行った八丈島のお話をお伝えします。

八丈島は羽田空港から飛行機でわずか50分で行くことができ、
島を走るクルマは品川ナンバー、かつて「日本のハワイ」と呼ばれ
新婚旅行のメッカとして賑わった亜熱帯の島です。

そんな八丈島では今、風力発電のエネルギーで電気自転車のバッテリーを
充電し、観光の足としての新たなツールとして「島チャリ」をPRしようという
プロジェクトが進んでいます。
http://theearthnews.jp/feature/2011/06/18.php

その先の夢は、島を自然エネルギーの実証実験基地として利用してもらい、
いつか八丈島で「環境サミット」を開催すること。
八丈島には地熱発電所があり、風力発電もさかんに行われており、
島のエネルギーの2~4割を自然エネルギーで賄っています。
黒潮の流れに位置し現在研究開発が進んでいる波力・潮力・海流発電などの
研究にも適した立地で、また台風や塩害など島の人にとっては「リスク」となる
要素も、「これだけ厳しい環境で性能をクリアできれば、日本全国どこでも
使える技術ということが証明できる、最高の実証実験のフィールド」と、
前向きにとらえて積極的にアピールしています。

もう一つ、八丈島でおもしろいのは、東京など本土の企業の技術に依存せず、
島の電気屋さんや建築業者が「自らの技術で」風力発電設備を立て、
維持管理、運用を行っていこうという気概があることです。
八丈島独特の、一定しない風向などを毎日モニタリングして、
島の気候に合わせてチューニングしているので、発電効率が高く、
とてもよい成績を上げているとのことです。

「厄介者を資源ととらえ、地域の宝にしていく」
これこそが、この時代を生き抜く大きな力であり、
地域の再生につながっていきます。
今度は「環境サミット」の時に八丈島を訪れたい。その気持ちを強くしました。



[お知らせ] 6月30日・7月1日両日ともに午前の部の親子室鑑賞は満席となりました!

energy shift! >> next future >>

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会&鎌仲ひとみ監督トークショー
日時 6月30日(木)・7月1日(金)
<午前の部> 映画上映 09:45-12:00 監督講演 12:00-12:30
<午後の部> 監督講演 13:45-14:15 映画上映 14:15-16:30
会場 アートフォーラムあざみ野(1階レクチャールーム 定員194名)

前売料金 1300円 当日料金 1500円

主催:あざみ野ぶんぶんプロジェクト
問い合わせ先:オーガニックカフェソワ〔礎・波〕TEL045-904-1286
E-mail azaminobunbun@gmail.com
URL http://azaminobunbun.blogspot.com/

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