2012年9月27日木曜日

ソーラーシステム、どこで買った? 

あざみ野ぶんぶんプロジェクト 梅原あき子です。

来週10月3日の、ソーラーシステム講座に向けて

ぶんぶん実行委員たちの機材購入状況をご紹介したいと思います。


一回目の勉強会でオススメしたサイトYMT ENERGYの
残り4セットのうち、あざみ野ぶんぶんが買い占めてしまいそうな
勢い。実行委員のうち二人がすでに購入を決めました!

60Wのパネルと、20Aのチャージコントローラー、
45Ahのバッテリー、120Wのインバーター、
ソケットケーブル、パネル専用の延長コードと説明書までついて
¥39,800は、やはりお買い得!


それから、前回ブログでお伝えした蓄電システム.com
チャージコントローラーの種類が豊富で、機能だけでなく、
デザインでも好きな物を選べるところが楽しい、こちらのサイト。

20Wクラスの格安セットを購入した実行委員が2名。

20Wのパネル、14Ahのバッテリー、正弦波150Wのインバーターに
アメリカ製6Aのチャージコントローラーが付いたセット

中国製の10Aチャージコントローラーがついたセット

を、それぞれバッテリー容量22Ahのものにグレードアップして注文。
勉強会で、ワット数の計算も習得したので、こまかな
オプション注文も自分で考えて決められるのです。

「将来的に増設もしたいから、20Aのコントーラーにしたの〜。」
「いいね〜、うちは10Aで十分よ。」

先週まで、ワット?インバーター?なあにそれ?という状態だった
主婦たちが、そんな会話を交わしはじめています!

来週制作予定の方は、機材の購入お早めに。
注文してから、届くまで数日かかります。
今週中に注文することをオススメしますよ。

ではまた。ぶんぶ〜ん♪

☆追加情報!
上記のセットものについてくるインバーターは
ファンの音がうるさい!ということで、
結局みんなインバーターのみ買い替える羽目に。
インバーターは、個別に、カー用品売り場や、ネット上で
注文された方が良いです。
HP上には、多少の騒音は仕方ない、と書かれていたりしますが
全く無音のものもちゃんとありますよ!








2012年9月21日金曜日

独立型ソーラーシステムをつくろう!講座担当者より 参加者のみなさまへ


9月19日のソーラー講座第一回目が無事終了しました。

2回目、10月3日の制作実践に向けて、
機材購入に関する補足情報をアップしたいと思います。
ソーラー講座は、今後も開催していく予定です。
今回、ご参加いただけなかった方も、ぜひご覧になって
出来る人はどんどん手を動かしてくださいね。

〜ソーラーシステム制作に必要なもの〜

1、ソーラーパネルとチャージコントローラーをつなぐ
・ソーラーパネル
・パネルの延長ケーブル(H−CVケーブル等)、コネクター
・丸形端子と絶縁キャップ(なくて大丈夫な場合もあり)
・チャージコントローラー

2、チャージコントローラーとバッテリーをつなぐ
・ケーブル(VFFケーブル等)
・丸形端子と絶縁キャップ(なくて大丈夫な場合もあり)
・バッテリー側の丸形端子と絶縁キャップ
・バッテリー

3、バッテリーとシガーソケットをつなぐ
・シガーソケット
・丸形端子と絶縁キャップ(なくて大丈夫な場合もあり)

4、バッテリーとインバーターをつなぐ
・インバーター
・丸形端子と絶縁キャップ(なくて大丈夫な場合もあり)

昨日の講座で、丸形端子と絶縁キャップについて触れなかったので、
どういう形のものか、こちらを見てみて下さい。
http://www.monotaro.com/s/c-59665/

これは、配線をするときに、
ケーブルと機材との接続部分が、電線むき出し状態にならない為の
小さな部品です。ホームセンターなどで手に入ります。
太さがいろいろあるので、ケーブルの太さにあったもの、
コントローラーの差し込み口の大きさにあったものを選びます。
パネルとバッテリー、コントローラーを購入してから、
お店に問い合わせて見るといいかもしれません。

※ワイルドなやり方として、
 針金+絶縁テープで代用も可能ではあります。
※端子付きの状態で販売されているものもあります。
※ソワ岩崎&梅原が購入したものの余りで大きさが合えば、
 お使いいただけます。こちらへコメント、またはメールでご相談ください。


〜ネット上のお店追加情報〜
講座後、発見したのですが、こちらのサイトも品揃えが充実していて、低価格。
セット販売も色々出ているのでご覧になってみてください。
http://www.chikuden-sys.com/solar/concept.asp



2012年9月18日火曜日

新連載☆電気のおはなし


メルマガで既に2回お届けしております
新連載☆電気のおはなし。
ブログにも、少し遅れてぽつぽつと載せていきます。

そもそも電気って何なのだろう?
そんな問いから生まれた、現実の生活には
多分あまり役に立たないお話。

素人調べなので、多少間違っている情報も混じっているかもしれませんが、
これを読んで、電気を「好き」になってくれる人が、一人でもいたら
嬉しいな、という想いで書いています。

では、電気をめぐる時空の旅に出掛けましょう。ぶんぶ〜ん♪

 はるか昔、紀元前のギリシャ時代から
今で言う「静電気」といわれる現象は知られていました。

下敷きをこすって頭に近づけると
髪の毛が吸い寄せられる、あの現象。
 
なんだかよく分からないが、なにかがあるよね?
この、ものを吸い寄せる力は一体なんだろう?
それが、電気をめぐる最初の問いでした。
 
今伝わっている話では、
最初の哲学者ともいわれる、古代ギリシャのタレスさんが
「琥珀を布や皮でこすると羽毛を吸い寄せる。」ことを
知っていたといいます。これが紀元前600年頃。
 
その後、ぴゅーんと時代は飛んで、16世紀頃になって、ようやく
この謎を解く科学的な実験や発見が各国で盛んになってきます。

そして、エリザベス一世の侍医ともなったお医者さんで、
物理学者でもあったイギリスのギルバートさんが、
1600年に出版した「磁石論(The magnet)」という6巻に及ぶ
大著の中で、磁石の引力とはまた別の、
この不思議な力を「エレクトリック・フォース」と名付けました。

これは、ギリシャ語で「琥珀」を意味する「エレクトロン(electron)」
にちなんでギルバートさんが作った造語なんですね。
このお方、文才もあったらしい!
(ちなみに、この時代のロンドンは天才の時代?!だったのでしょうか。
シェイクスピアの絶頂期、彼の演劇が大ブームを巻き起こしていたそうな)。

電気は英語で「エレクトリシティ(electricity)」。
のちのちの時代に発見された電子は「エレクトロン」と言われています。

この流れを知って、私は、電気って琥珀の子なんだ〜!と感じました。
琥珀は、樹脂が土の中で長〜い時間をかけて固まったものだから
電気の親は、植物!?
そう考えると、わくわくしてきませんか?

ちょっと強引なこじつけかもしれないけれど、
「琥珀の子」
と題して、今後も電気のお話、続けていきたいと思います。

では、次回お楽しみに。ぶんぶん〜♪

(文責:梅原あき子)

2012年9月6日木曜日

古川国家戦略担当大臣に直接『お母さん版エネルギー基本計画』を手渡しました!

 本日、わたしたちあざみ野ぶんぶんプロジェクトのキタハラマドカ、ヨシムラユウキ、中島美穂は、古川元久国家戦略担当大臣と面会し『お母さん版エネルギー基本計画』を直接手渡してきました。

地元衆議院議員の山崎誠さんの表敬訪問に同行させていただき、エネルギー政策の未来を決める「エネルギー・環境会議」の議長でもある古川大臣に、わたしたちの想いを伝えました。この数日で、日本のエネルギーの未来が決まるという正念場。非常に多忙な大臣ですが、山崎議員の熱意で表敬訪問ができ、本当に感謝しております。

古川大臣は、「再生可能エネルギーへシフトするには小規模分散型、家庭のエネ自給自足が増えることが大切・国民参加で新しいエネルギー社会をつくろう」と仰っていました。本日、「始めよう!グリーンエネルギー社会」というホームページを立ち上げたばかりだそうです。
http://www.greenenergy.go.jp

このホームページでは、2020年の「私たちの暮らし」をこう伝えています。
・自分で発電しよう!
・電力会社を自由に選ぶ!
・節電して儲けるって?
・電気自動車は動く蓄電池になる!
・家や、街が、スマートになる!
・新しい仕事や会社が生まれる!


2030年のエネルギーの選択肢について、国民から89,124通のパブリックコメントが集まり、国家戦略室が現在そのとりまとめと精査をおこなっています。今回、初めてパブコメを書いたという人も多いのではないでしょうか。

「話そう“エネルギーと環境のみらい」
http://www.sentakushi.go.jp


『お母さん版エネルギー基本計画』では、根拠に基づいた将来ビジョンを、生活者個人個人が考え、志向して、行動に移すためのワークショップを展開してきました。プレ勉強会、1-3回の勉強会、そして成果発表会と、計5回の学びの場を5カ月かけて地元あざみ野の人たちに提供しました。
 勉強会では「原発に反対すること自体を目的化しない」ために、エネルギー政策の要素(エネルギーの3Eや石油含めたエネルギー資源の持続可能性、日本の人口や社会保障等の将来動態)を学び、そのうえで、いかに自分たちが目指す未来を主権者としてつくっていくのかを考えてきました。

 わたしたちはこの学びのプロセスを通して、民主主義とは何かを、少しずつ、体得しているような気がします。大きな社会課題に対してアクションし、それを地元の政治家に伝え、託す。ある意味正当派で王道を歩んできました。そして、わたしたちは主権者であることを初めて自覚し、行動した、選挙以外の初めての行動かもしれません。
 実際、このことは、褒められたことではなく、これまで政治や社会に無関心で政治家や経済人に御任せだったことに自覚して、恥ずかしながら、というのが正直なところです。
 わたしたちは主権者であることを棚上げして、自分に都合の悪いことは見ず、日々の楽しみを享受し、日常に埋没し、社会をつくる一員であることを忘れていたのかもしれません。原発事故はわたしたちの目を醒ますにはあまりに強烈な一撃でした。

 いまなお原発事故は終わっていない、というのがわたしたちの実感です。国土の大きな面積が、将来的に帰れるかどうかの目処も立たないまま、ふるさとを追い出された人がいる。放射能汚染は続いています。緩和ではなくこの地で適応していくことを選び、現実に生きています。その事実に立脚しての、新しいエネルギー政策を期待しています。


 その後、山崎さんのご案内で、経済産業省の経済産業大臣秘書官室と、環境省地球環境局を訪ね、枝野経産大臣と細野環境大臣に『お母さん版エネルギー基本計画』手渡していただけるよう、担当の方にお願いに行きました。 近々に決まる日本のエネルギーの未来。生活者の声を届けてきました。

 今日は蒸し暑く風もなく汗ダラダラ、そんななか永田町から霞ケ関まで歩きに歩き、声を届ける機会をくださった山崎誠さんに心から感謝します。そして大変多忙ななか耳を貸してくださった古川国家戦略担当大臣、ご担当者の皆さんにも感謝します。そしてあざみ野ぶんぶんの仲間たち、家族、友人にも感謝します。