2012年9月18日火曜日

新連載☆電気のおはなし


メルマガで既に2回お届けしております
新連載☆電気のおはなし。
ブログにも、少し遅れてぽつぽつと載せていきます。

そもそも電気って何なのだろう?
そんな問いから生まれた、現実の生活には
多分あまり役に立たないお話。

素人調べなので、多少間違っている情報も混じっているかもしれませんが、
これを読んで、電気を「好き」になってくれる人が、一人でもいたら
嬉しいな、という想いで書いています。

では、電気をめぐる時空の旅に出掛けましょう。ぶんぶ〜ん♪

 はるか昔、紀元前のギリシャ時代から
今で言う「静電気」といわれる現象は知られていました。

下敷きをこすって頭に近づけると
髪の毛が吸い寄せられる、あの現象。
 
なんだかよく分からないが、なにかがあるよね?
この、ものを吸い寄せる力は一体なんだろう?
それが、電気をめぐる最初の問いでした。
 
今伝わっている話では、
最初の哲学者ともいわれる、古代ギリシャのタレスさんが
「琥珀を布や皮でこすると羽毛を吸い寄せる。」ことを
知っていたといいます。これが紀元前600年頃。
 
その後、ぴゅーんと時代は飛んで、16世紀頃になって、ようやく
この謎を解く科学的な実験や発見が各国で盛んになってきます。

そして、エリザベス一世の侍医ともなったお医者さんで、
物理学者でもあったイギリスのギルバートさんが、
1600年に出版した「磁石論(The magnet)」という6巻に及ぶ
大著の中で、磁石の引力とはまた別の、
この不思議な力を「エレクトリック・フォース」と名付けました。

これは、ギリシャ語で「琥珀」を意味する「エレクトロン(electron)」
にちなんでギルバートさんが作った造語なんですね。
このお方、文才もあったらしい!
(ちなみに、この時代のロンドンは天才の時代?!だったのでしょうか。
シェイクスピアの絶頂期、彼の演劇が大ブームを巻き起こしていたそうな)。

電気は英語で「エレクトリシティ(electricity)」。
のちのちの時代に発見された電子は「エレクトロン」と言われています。

この流れを知って、私は、電気って琥珀の子なんだ〜!と感じました。
琥珀は、樹脂が土の中で長〜い時間をかけて固まったものだから
電気の親は、植物!?
そう考えると、わくわくしてきませんか?

ちょっと強引なこじつけかもしれないけれど、
「琥珀の子」
と題して、今後も電気のお話、続けていきたいと思います。

では、次回お楽しみに。ぶんぶん〜♪

(文責:梅原あき子)

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