2011年7月8日金曜日

あれから1週間




あれから1週間が経つのかあ……時間が流れるのはあっという間ですね。
6月30日・7月1日の2日間、あざみ野は熱気と、思いやりと、感動と、
共感と、勇気と、希望に満ちていたように思います。
東電福島第一原発での事故で、社会を知りたい、生き方を変えよう、
そんな想いを持った方々の、第一歩だったのかもしれません。

当日は実行委員以外にも、2日間で20名のスタッフが運営をサポート
してくれ、スムーズな進行で上映会が進みました。
監督のサイン会一つをとっても、事前にロビーのテーブルを拭く、
サイン用のペンの試し書き用のメモ帳を用意する、紫陽花の花を飾るなど、
それぞれが、監督に、お客様に、スタッフ同士が気持ちよく
過ごしてもらえるようにと、思いやりの連鎖が生じていました。
誰かが呼びかけたわけでもなく、いつの間にか。
パンフレット販売担当の方は、「このパンフレットは全シナリオつきで
希少価値が高いから、アナウンスでぜひそれを伝えて!」と
アドバイスをくださいました。
監督控え室の飴やおしぼり、冷たい水……
マクロビオティックの教室の先生は毎朝お手製のスイーツを
ご用意くださったり……。
監督もそれを感じてくださったようで、「あざみ野、よかったよ」
とおっしゃってくださいました。
当日スタッフのみなさん、改めて、心よりお礼申し上げます。

何より、会場にいらしてくださったお客様。
アンケートに書かれた熱い思いに、わたしたちスタッフ一同、
じーんと涙しました。回収率は何と60%以上でした。
不慣れな実行委員たちが2日間4回という上映会を成功させることが
できたのも、地域の素晴らしいお客様に恵まれたから、こそです。

また、上映会を終えてみて、「これがゴールなのではなく、
スタートなんだ」ということも、改めて痛感しました。
今回は、わたしたち自身で地域の未来をつくっていくための
一石を投じたにすぎません。
むしろこれからの地道な活動ことが、本番なのだと思います。

鎌仲監督には「まずは3年よ。3年続けば、5年、10年と続いていくから」
と、励ましの言葉をいただきました。
10年経ったころ、「あの日あざみ野から始めたロコ・エネシフト。
意外と早く実現できたわね」と、祝杯をあげる日が来るのでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿