2012年7月20日金曜日

エネルギーの未来に関する国民的議論が始まっています


経済産業省の総合エネルギー調査会基本問題委員会で、
今後の日本のエネルギー政策を決める「エネルギー基本計画」の
議論が進んでおり、国民的議論を促すためのパブリックコメントの
募集が始まりました。

国家戦略室の「話そう エネルギーと環境のみらい」
というホームページが立ち上がっています。
http://www.sentakushi.go.jp/

ここには、
「2030年を見据えた日本のエネルギー政策について国民全体で議論を深めたい。」
と書いてあり、日本が持続的に成長を続けるためにどんな選択を
すべきか、3つの選択肢についての意見を
「パブリックコメント」の形で募集しています。

提示されている3つのシナリオですが、2030年時点での原発依存度を基準に、
原発ゼロ
原発15%
原発25%
がそれぞれ示されています。

原発と化石燃料への依存度を下げていく。
これを同時に、しかも最短距離で達成するためには何が必要なのか。

政府に直接もの申して、それが意志決定に反映される
数少ない機会であるパブリックコメント。
パブリックコメントの募集締め切りは8/12(日)18:00です。
この機会を逸することなしに、ぜひ、声を、意見を、政府に伝えましょう。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


2012年7月13日金曜日

7/24(火)、アートフォーラムあざみ野で成果発表会をします


「お母さん版エネルギー基本計画」の3回連続講座のプログラムを終え、
わたしたちが望む2030年のエネルギー社会の像が見えてきました。
市民一人ひとりが主役になってエネルギーシフトを実現していくには、
「自分自身がどう生きたいのか、どう社会の役に立ちたいのか」に
徹底的に向き合うことなしにはなし得ない、ということも感じました。

参加者の言葉、発表を盛り込みながら、3回のプログラムで学んだこと、
自分たちで手を動かし頭を使って考えたことを、
1冊の冊子にまとめ、「ぶんぶんブックレット」として出版します。
タイトルは『お母さん版エネルギー基本計画』。
7/24(火)に開催する発表会で、印刷所から届きたてホヤホヤを、
限定発売します(定価500円)。

当日は、3回のプログラムを経て気づいたこと、学んだことを
ぶんぶん実行委員や参加者の方に話していただくことに加え、
7/31締め切りのエネルギーの選択肢のパブリックコメントを
書くワークも開催します。
それから、あざみ野ぶんぶんプロジェクトの秋以降の活動を発表。
9月以降、すてきなプログラムが決まっています。
また、今後のぶんぶん活動のメンバーになってくださる方も募集します。


<ご案内>
「お母さん版エネルギー基本計画発表会」
日時:7月24日(火)10:00~12:00
場所:アートフォーラムあざみ野(あざみ野駅徒歩5分)
参加費:1000円
定員:20名

お問い合わせ、お申し込み先
azaminobunbun@gmail.com
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286

お母さん版エネルギー基本計画について、
facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。
https://www.facebook.com/momenergypolicy

2012年7月6日金曜日

キタハラの連載情報<顔の見えるエネルギー ロコ・エネの種をまこう>


水と空気から、CO2フリーの新しいエネルギー源が生まれる。
しかもそれは、貯めておくことができ、必要な時にいつでも取り出して使える。
夢のような技術の実証研究が、山梨県は甲府市で始まっています。

第33回:たくわえられるエネルギー「水素」
山梨県で実証実験が始まった!
再生可能エネルギー体験施設、山梨県甲府市の「ゆめソーラー館やまなし」
http://theearthnews.jp/#!/contents/1444


「ゆめソーラー館やまなし」は、県がつくった体験型の施設で、
ちょっとオタク的に見ると実によくできている施設。
国内最大規模のメガソーラー施設の一角にあり、模型やパネルなどで
再生可能エネルギー、特に太陽エネルギーの利活用法について
説明されています。「エネ女」キタハラは大興奮で、じっくり見学しました。

施設の隅っこで、純水素型燃料電池と、水素発生器が
並べられ、施設の外にはひっそり水素タンクが設置されています。
水と酸素から水素をつくり、タンクで貯めて、必要な時に取り出し
酸素と化学反応させて発電する。動力はすべて太陽光発電の光で。
世界最先端の実証実験がここでおこなわれています。

自然エネルギーの可能性は無限大。
こういった、イノベーションの一つひとつに注目し、
2050年の未来にどうつながるか、長い目で見守っていきたいものです。