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2012年9月6日木曜日

古川国家戦略担当大臣に直接『お母さん版エネルギー基本計画』を手渡しました!

 本日、わたしたちあざみ野ぶんぶんプロジェクトのキタハラマドカ、ヨシムラユウキ、中島美穂は、古川元久国家戦略担当大臣と面会し『お母さん版エネルギー基本計画』を直接手渡してきました。

地元衆議院議員の山崎誠さんの表敬訪問に同行させていただき、エネルギー政策の未来を決める「エネルギー・環境会議」の議長でもある古川大臣に、わたしたちの想いを伝えました。この数日で、日本のエネルギーの未来が決まるという正念場。非常に多忙な大臣ですが、山崎議員の熱意で表敬訪問ができ、本当に感謝しております。

古川大臣は、「再生可能エネルギーへシフトするには小規模分散型、家庭のエネ自給自足が増えることが大切・国民参加で新しいエネルギー社会をつくろう」と仰っていました。本日、「始めよう!グリーンエネルギー社会」というホームページを立ち上げたばかりだそうです。
http://www.greenenergy.go.jp

このホームページでは、2020年の「私たちの暮らし」をこう伝えています。
・自分で発電しよう!
・電力会社を自由に選ぶ!
・節電して儲けるって?
・電気自動車は動く蓄電池になる!
・家や、街が、スマートになる!
・新しい仕事や会社が生まれる!


2030年のエネルギーの選択肢について、国民から89,124通のパブリックコメントが集まり、国家戦略室が現在そのとりまとめと精査をおこなっています。今回、初めてパブコメを書いたという人も多いのではないでしょうか。

「話そう“エネルギーと環境のみらい」
http://www.sentakushi.go.jp


『お母さん版エネルギー基本計画』では、根拠に基づいた将来ビジョンを、生活者個人個人が考え、志向して、行動に移すためのワークショップを展開してきました。プレ勉強会、1-3回の勉強会、そして成果発表会と、計5回の学びの場を5カ月かけて地元あざみ野の人たちに提供しました。
 勉強会では「原発に反対すること自体を目的化しない」ために、エネルギー政策の要素(エネルギーの3Eや石油含めたエネルギー資源の持続可能性、日本の人口や社会保障等の将来動態)を学び、そのうえで、いかに自分たちが目指す未来を主権者としてつくっていくのかを考えてきました。

 わたしたちはこの学びのプロセスを通して、民主主義とは何かを、少しずつ、体得しているような気がします。大きな社会課題に対してアクションし、それを地元の政治家に伝え、託す。ある意味正当派で王道を歩んできました。そして、わたしたちは主権者であることを初めて自覚し、行動した、選挙以外の初めての行動かもしれません。
 実際、このことは、褒められたことではなく、これまで政治や社会に無関心で政治家や経済人に御任せだったことに自覚して、恥ずかしながら、というのが正直なところです。
 わたしたちは主権者であることを棚上げして、自分に都合の悪いことは見ず、日々の楽しみを享受し、日常に埋没し、社会をつくる一員であることを忘れていたのかもしれません。原発事故はわたしたちの目を醒ますにはあまりに強烈な一撃でした。

 いまなお原発事故は終わっていない、というのがわたしたちの実感です。国土の大きな面積が、将来的に帰れるかどうかの目処も立たないまま、ふるさとを追い出された人がいる。放射能汚染は続いています。緩和ではなくこの地で適応していくことを選び、現実に生きています。その事実に立脚しての、新しいエネルギー政策を期待しています。


 その後、山崎さんのご案内で、経済産業省の経済産業大臣秘書官室と、環境省地球環境局を訪ね、枝野経産大臣と細野環境大臣に『お母さん版エネルギー基本計画』手渡していただけるよう、担当の方にお願いに行きました。 近々に決まる日本のエネルギーの未来。生活者の声を届けてきました。

 今日は蒸し暑く風もなく汗ダラダラ、そんななか永田町から霞ケ関まで歩きに歩き、声を届ける機会をくださった山崎誠さんに心から感謝します。そして大変多忙ななか耳を貸してくださった古川国家戦略担当大臣、ご担当者の皆さんにも感謝します。そしてあざみ野ぶんぶんの仲間たち、家族、友人にも感謝します。


2012年7月20日金曜日

エネルギーの未来に関する国民的議論が始まっています


経済産業省の総合エネルギー調査会基本問題委員会で、
今後の日本のエネルギー政策を決める「エネルギー基本計画」の
議論が進んでおり、国民的議論を促すためのパブリックコメントの
募集が始まりました。

国家戦略室の「話そう エネルギーと環境のみらい」
というホームページが立ち上がっています。
http://www.sentakushi.go.jp/

ここには、
「2030年を見据えた日本のエネルギー政策について国民全体で議論を深めたい。」
と書いてあり、日本が持続的に成長を続けるためにどんな選択を
すべきか、3つの選択肢についての意見を
「パブリックコメント」の形で募集しています。

提示されている3つのシナリオですが、2030年時点での原発依存度を基準に、
原発ゼロ
原発15%
原発25%
がそれぞれ示されています。

原発と化石燃料への依存度を下げていく。
これを同時に、しかも最短距離で達成するためには何が必要なのか。

政府に直接もの申して、それが意志決定に反映される
数少ない機会であるパブリックコメント。
パブリックコメントの募集締め切りは8/12(日)18:00です。
この機会を逸することなしに、ぜひ、声を、意見を、政府に伝えましょう。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


2012年7月13日金曜日

7/24(火)、アートフォーラムあざみ野で成果発表会をします


「お母さん版エネルギー基本計画」の3回連続講座のプログラムを終え、
わたしたちが望む2030年のエネルギー社会の像が見えてきました。
市民一人ひとりが主役になってエネルギーシフトを実現していくには、
「自分自身がどう生きたいのか、どう社会の役に立ちたいのか」に
徹底的に向き合うことなしにはなし得ない、ということも感じました。

参加者の言葉、発表を盛り込みながら、3回のプログラムで学んだこと、
自分たちで手を動かし頭を使って考えたことを、
1冊の冊子にまとめ、「ぶんぶんブックレット」として出版します。
タイトルは『お母さん版エネルギー基本計画』。
7/24(火)に開催する発表会で、印刷所から届きたてホヤホヤを、
限定発売します(定価500円)。

当日は、3回のプログラムを経て気づいたこと、学んだことを
ぶんぶん実行委員や参加者の方に話していただくことに加え、
7/31締め切りのエネルギーの選択肢のパブリックコメントを
書くワークも開催します。
それから、あざみ野ぶんぶんプロジェクトの秋以降の活動を発表。
9月以降、すてきなプログラムが決まっています。
また、今後のぶんぶん活動のメンバーになってくださる方も募集します。


<ご案内>
「お母さん版エネルギー基本計画発表会」
日時:7月24日(火)10:00~12:00
場所:アートフォーラムあざみ野(あざみ野駅徒歩5分)
参加費:1000円
定員:20名

お問い合わせ、お申し込み先
azaminobunbun@gmail.com
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286

お母さん版エネルギー基本計画について、
facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。
https://www.facebook.com/momenergypolicy

2012年6月29日金曜日

6月19日(火)第3回「お母さん版エネルギー基本計画」のご報告




6月19日に開催した第3回目の「お母さん版エネルギー基本計画」勉強会は、
あざみ野駅徒歩すぐの、山内地区センターで開催しました。
この日のテーマは、「2030年の電源構成比をどうしていくか」。
いままさに政府で話されていることを、自分たちの頭で理解して、
自分ごととして考えていくワークをしました。

「脱原発をいかに実現していくか」
あざみ野ぶんぶんの究極のテーマでもあるこの命題。
省エネ、節電、再生可能エネルギーを増やす。
これは誰もが望み実行しなければならないことですが、
「化石燃料を使い続ける」という現実も理解しなければなりません。
石油は産業や輸送に必要不可欠で、電化の部分でどう化石燃料の
依存率を下げていくか。また地球温暖化対策のためのCO2削減という
国際的な約束事も無視できないのです。

再生可能エネルギーの普及のための政策は、
先般施行されたFIT(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)や、
今後近いうちに実現するであろう電力の自由化、
立地規制の抜本見直しや系統への連携強化、
蓄電や高効率機器、スマートグリッド技術等の技術開発の推進、
など、さまざまな施策が今後進んでいきます。

政策が進んでいく一方で、市民にもできることはたくさんあります。
太陽光発電を家庭に設置する、
グリーン電力証書を買う、
グリーン電力のアイテムを利用する、
市民発電所に出資をする、
自然エネルギーを推進する首長・議員を支援する、
……などなど。

エネルギーは、わたしたちの暮らしに密接につながっています。
参加者それぞれが「わたしが暮らす2050年」をイメージし、
2030年の電源構成比を念頭におき、どんな社会や経済が実現できるか、
そのために自分が何をすべきかを考えました。

笑いあり、涙あり、共感あり、時に反発心(?)もあった
3回の勉強会。とても充実した、濃い時間でした。

2012年6月15日金曜日

勉強会第3回目は6/19(火)、山内地区センターで!!




お母さん版エネルギー基本計画、第3回目は、いよいよ最終回です。
初回は「未来予想図をつくろう」をテーマに、エネルギー需要とGDPの
相関関係と、人口動態、それからわたしたちが生きたい2050年の未来に向かって
どういまから動いていくのかを考え、課題をみつけました。

2回目は「ミクロとマクロをつなごう」をテーマに、世界のエネルギー情勢と
国内産業、それから家庭のエネルギーについて考えました。

ここで出てきた「横の軸」と「縦の軸」の視点をつなげて、
いよいよ本論、第3回目ではいよいよ「エネルギー基本計画」をつくります。

「原発を今後どうしていくのか」が一つの重要な争点になります。
一方で、脱化石燃料、省CO2を両立していかなければなりません。
再生可能エネルギーを増やしていくのは前提ですが、どんなタイムスパンで、
どのように増やしていけるのでしょう?
そして、いまの電力構造を変えるために市民ができることはいったい……??

いままで考えてきた縦軸と横軸を使って、地域や生活者の視点で
「わたしたちのエネルギー基本計画」をつくります。


さて、わたしたちあざみ野ぶんぶんプロジェクトの実行委員では、
この3回のプログラムと、皆さんからのご意見をもとに、
「お母さん版エネルギー基本計画」を冊子にまとめ、
何らかの形で発表していきます。
詳細はまた決まり次第発表いたします。


<ご案内>
第3回:「エネルギーの構成を考えよう」
日時:6月19日(火)10:00~12:00

場所:山内地区センター(あざみ野駅徒歩3分)
参加費:1000円
定員:20名

お問い合わせ、お申し込み先
azaminobunbun@gmail.com
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286


あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、お母さん=考え行動する生活者、と定義しています。
お母さんに限らず、この地域に暮らすすべての生活者のご参加を歓迎します。

お母さん版エネルギー基本計画について、
facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。
https://www.facebook.com/momenergypolicy


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「お母さん版エネルギー基本計画」は3回連続の講座です。
エネルギーの基本を学ぶ勉強会でありながら、
実は自分自身に向き合い、どう未来に対して参画していくのかを
問う場でもあったりします。第1回、第2回に参加していなくても大丈夫。
過去の資料をお渡しするとともに、最初に前回の振り返りをおこないますので、
気楽にご参加くださいね!
6/19(火)、山内地区センターでお待ちしております!!

2012年6月14日木曜日

「お母さん版エネルギー基本計画」のワークシートです。

タイトル
「お母さん版エネルギー基本計画」のワークシートです。

第1回「未来予想図をつくろう!」
https://docs.google.com/open?id=0B532CLryu1sfWHdhVm5pUWVpaVE

横軸の年表には、自分の生まれた年、年齢、子どものいる人は子どもの生まれた年と年齢を書く。
2011年を軸に、
・日本の人口推移
・日本のGDP
・電力需要
のイメージグラフをつくってみましょう。
また、2050年に、自分がどんな生活を送っているのか、理想の未来を、できるだけ具体的に思い描いてみましょう。



第2回「我が家のエネルギー基本計画をつくろう!」
https://docs.google.com/open?id=0B532CLryu1sfTEtwdjI0S3dEV00

電気、ガス、石油・ガソリンなど、エネルギーを使っている器具・機器を書き出してみよう。
その中で、自分のなかで
・絶対に必要なもの
・現状のまま増やしもしないし減らしもできないもの
・減らせるもの
・なくせるもの
を書き出してみよう。
また、自分でつくれそうなもの、エネルギーを代えられそうなものを考えてみよう。


第2回宿題「ミクロトマクロをつなげるシート」
https://docs.google.com/open?id=0B532CLryu1sfZWRWd1VqbzJNSjg
2011年の自分を軸に、
自分の「エネルギーシフトをしたい!」という思いや行動を、
どれだけ周りの人に伝え、影響を与えていけるのかの、イメージをつくってみよう。
自分の得意分野や、自分の能力が最も生きる方法は何かも考えてみよう。


pdfをダウンロードして、ご活用ください。

2012年6月8日金曜日

5月22日(火)第1回「お母さん版エネルギー基本計画」のご報告




第2回目の「お母さん版エネルギー基本計画」勉強会は、山内地区センター
で開催しました。この日は9名の参加で、じっくりと話し合うことができました。

この日のテーマは「ミクロとマクロをつなげる」視点です。

まずは、世界のエネルギー事情について、キタハラからレクチャーしました。
有限な化石燃料・石油の可採年数や、エネルギーセキュリティの問題、
電源別電力供給構成の比較、日本のエネルギー自給率の推移、
CO2排出量と日本の産業のかかわり、家庭のエネルギー消費量の推移と
家庭の用途別エネルギー消費の推移などについて、お伝えしました。

特に皆さんにとって衝撃だったのは、家庭のエネルギー消費にしめる
冷房の割合はわずか2%に満たないこと。
暖房と給湯で家庭のエネルギーの6割をしめることがわかり、
となると、わざわざ太陽のエネルギーを電気に変えなくても、
熱としてそのまま利用すればいいんじゃないの? という発見が。

その後のワークでは、「我が家のエネルギー基本計画をつくってみよう」
をテーマに、各家庭のエネルギー使用機器をすべてリストアップして、
「絶対に必要なモノ」「減らせるもの」「代えられるもの」「なくせるもの」
を割り出してみました。
2グループにわかれてディスカッション。その中から出たのは意外な意見……

「ズボンプレッサーは絶対に必要」「いや寝押しで十分」
「ドライヤーはなきゃ無理」「テレビだけはなくせない」「炊飯器は必要」
「いやうちは土鍋で十分」など、「これはなくせる!」と一致する
意見はほとんどなく、人によって必要なものがまったく異なることでした。

ここは、ライフスタイルや価値観がそれぞれ現れる場面であり、
誰もが「我慢の省エネ」ではない生き方を求めていることが明白となり、
みんなで「おもしろいねえ」と笑い合いました。


もう一つ、宿題を出したのは、「ミクロとマクロをつなげるシート」です。
自分が粛々と家庭内で省エネや創エネをしていくのは自由だけれど、
仲間を増やしていかなければ広がらない。
その手法は? またどうやったら周りに影響を与えられるのか、
自分の能力を最大限に生かして、得意分野で目的を達成する、
そのためにどうやったらいいのかを、各自で考えていこう、というのが宿題です。

実はこのワーク、自分自身を見つめ、自分がどう生きたいか、
どんな未来を子どもたちに残していきたいかのビジョンを描いていく
プロセスでもあります。

次回、参加者の皆さんからお話を聞くのがすごく楽しみです。

2012年5月11日金曜日

勉強会第2回目は5/22(火)、第3回目は6/19(火)に開催します




第2回目の「お母さん版エネルギー基本計画」のテーマは「ミクロとマクロをつなげよう」。
エネルギーの安全保障や化石燃料の採可年数などエネルギーに関する国際情勢と、
わたしたちが家庭で使うエネルギーはどうつながっているのか? 

第1回目が時間軸で未来を考える「横のライン」だとすれば、
第2回目ではボトムアップで世界を変える「縦のライン」について学び、
エネルギーシフトの波を広げていくにはどうしたらいいのか、みんなで考えていきます。


第3回目は6/19(火)。いよいよ、エネルギービジョンについて議論します。
経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会でいままさに議論されている
「原発をどうするか」、ずばり、ここが争点です。

どんなエネルギー源を用いて電気をつくっていくのか、そもそもエネルギ=電気なのか? 
原発をいつまでにやめるのか? 再稼働はあり得るのか?
いままで考えてきた縦軸と横軸を使って、地域や生活者の視点で
「わたしたちのエネルギー基本計画」をつくります。

3回のプログラムを経て、実行委員会で「お母さん版エネルギー基本計画」をまとめ、
7月上旬には、政府への提出を目指します。


<ご案内>
第2回:「ミクロとマクロをつなげよう」
日時:5月22日(火)10:00~12:00

第3回:「エネルギーの構成を考えよう」
日時:6月19日(火)10:00~12:00

場所:山内地区センター(あざみ野駅徒歩3分)
参加費:1000円
定員:20名

お問い合わせ、お申し込み先
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286


あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、お母さん=考え行動する生活者、と定義しています。
お母さんに限らず、この地域に暮らすすべての生活者のご参加を歓迎します。

お母さん版エネルギー基本計画について、
facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。


2012年5月4日金曜日

4/24(火)第1回「お母さん版エネルギー基本計画」勉強会レポート

2012年前半のテーマである「お母さん版エネルギー基本計画」を作るための第1回目の話し合いを行いました。参加者は11名。


参加者は、最初にレクチャーを受けて、各自で暮らしの未来予想図をつくりました。

予想図をつくるためのワークシートは横軸が年表になっており、そこに生まれた年、現在、そして2050年何歳になっているか、子どもがいる人はこどもの年齢も書きこみます。そして、人口や経済成長率のデータを参照しつつも、一旦現状から離れて、「2050年にどんな暮らしをしていたいか?」という望ましい未来像を具体的にイメージして、キーワードをあげていきます。

その後、2グループに分かれて、それぞれの描いた未来、ビジョンを出し合いました。大切にしたい事、もっと知りたいこと、問題点などを模造紙と付せんを使ってまとめていき、各グループの代表者が発表して全体で意見を共有しました。

最後時間切れということで、各自の感想をシェアすることは出来ませんでしたが、地域のみんなで考える第一歩として、語り合う良さや大切さと、その課題を実感できる場になったと思います。

☆

グループでのダイアログで出たキーワードを発表






最初のレクチャーでは、311以降に明らかになった、電力をめぐる構造への怒りや失望からではなく、今までの暮らしを作ってきてくれた方々への感謝も忘れず、新しい価値観、発想で、ポジティブに語って仲間を増やしながら、エネルギーのこれからを考える。「チャーミングに世の中を変えていこう」というキーワードが提案されました。その為に必要な要素を資料をもとに学んでいきます。

まず、政府が策定した「エネルギー基本計画」の方針と概要を確認しました。
・以下3点が重視されているポイントであること。
  「安全保障」・・・おもに、中東からの燃料輸入に関する安全の確保。
  「低炭素化」・・・CO2排出量の低減。
  「経済性」・・・・燃料費の削減、利用効率上昇と経済発展。
・上記3点をふまえて、2030年には全電源の50%を原子力エネルギーで
  まかなう計画だったこと。(電源構成比)
・エネルギー消費と経済活動は連動するという考えが基本になっていること。
  経済成長率(GDP)を、2010年から2020年にかけて約20%増、
  2020年から2030年にかけて12%増を見込んで、エネルギー消費量も
  その分に比例して増加すると考えられている。 

また、参考として、以下の視点についても触れました。

・化石燃料とCO2の関係について
 地球温暖化の防止という観点から、2100年までの地球の気温の上昇を2度以内にしていこうという合意がなされていること。(JCCCA=全国地球温暖化防止活動推進センターのデータ、IPPC=気候変動に関する政府間パネルのデータ、電事連=電気事業連合会のデータを参照)
・2050年には、日本の人口が3300万人減少すると予測されていて、年齢別にみると、10代後半から60代前半の労働人口の減少が著しく、老齢人口は逆に現在よりも増大するということ。(国土交通省「国土の長期展望」のデータを参照)



☆


女性ならではの視点も見られた
その後、未来予想図の作成、共有をしました。

各グループから出た意見やキーワード
○窓を開けて暮らせる世の中にしたい。
・植物、動物との共生を感じられる・パーマカルチャー・地域コミュニティの充実
・個人や地域のエネルギーの自給・地域に自然エネルギーの会社がある
・冷暖房のいらない住まいが普及・農林水産業の産業構造の改革必要
○人口減少は逆にやりたい事にチャレンジする、チャンスではないか?
・老人や女性の働き方の工夫・仕事の効率化の技術はアップするはず
○経済成長はした方が良い。
○多様な暮らし方を選択出来る世の中で、その間をつなぐ役割が必要、バランス感覚を大切にしたい。

○GDPの成長率には地域差、個人差もあり、エネルギー問題とどこまで密接か疑問。
○自然エネルギーの普及などでエネルギーが自給できれば、国際的な競争力、
 力関係も変わってくるのではないか?
○現状からすると希望をもてない。という意見も。


今後の課題
○再生可能エネルギーに関する知識を増やしたい。
○エネルギーや経済に関する国際的な視点をどう持ったらいいのか?
 国際情勢の見方、考え方を知りたい。
○義務教育の中で、農林水産業の教育がもっと必要ではないか?
○暮らしにかかっているエネルギー(例えばゴミ処理など)を把握したい。


以上、第1回目のレポートでした。

2012年4月13日金曜日

「エネ女」女性の視点からエネルギーを考える 参加レポート


「お母さん版エネルギー基本計画」のプロジェクトは昨年10月には構想が始まったものの、実はこれまであまり手をつけられていませんでした。
2010年に策定された現行案の読み込み、また、「総合エネルギー調査会基本問題委員会」のUstream傍聴、資料などもあまりに膨大で、「お母さん」含めた一般の方々に、どのようにわかりやすくかみくだいて伝え、またどのようにシェアをしていけばよいのか、課題がたくさんありました。

よし、これならできる! と感じたのは、今年1月31日に開催された、基本委員会の委員でもあり環境ジャーナリスト・アクティビストの枝廣淳子さん主催の「女性の視点からエネルギーを考える ~エネ女の集い」に参加したことが大きなきっかけになりました。

その時の感想は、キタハラ個人のブログではありますが、こちらに記しています。

エネルギーを考えるために必要な観点と、そのために必要なデータを検討し、エネルギー関係の仕事や活動をしている人と、これから勉強しようとしている人の2つのグループにわかれ、ディスカッションをおこないました。

最終的に出てきた意見は、「詳しい人」「これから勉強する人」ともに共通点が多く、違いは語彙の豊富さや裏付けとなる根拠・データが添えられているかどうか、くらい。同時に、人口の半分を占める女性の視点が、これまでのエネルギー政策に生かされてこなかったこともはっきりしました。


枝廣さんの「幸せ経済社会研究所」のサイトに、「エネ女の集い」の詳しいレポートが掲載されています。

また、3月には、「若者の視点からエネルギーを考える~エネ若の集い」を開催した枝廣さん。若者の視点もあわせてぜひ!

2012年4月6日金曜日

4月24日(火) お母さん版エネルギー基本計画 プレミーティングのご案内



あざみ野ぶんぶんプロジェクトの、2012年前期のテーマは「お母さん版エネルギー基本計画をつくろう!」です。

あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、この春、お母さん(=生活者)の視点でエネルギーを考え、子どもたちにどんな未来を残していきたいのかを語り合い、提言をする「お母さん版エネルギー基本計画」プロジェクトをスタートします。

「エネルギー基本計画」とは日本のエネルギー政策の柱です。2010年度に政府が決めた現行案では3つのEが掲げられています。

1:エネルギーセキュリティ:Energy security
2:温暖化対策:Environment
3:効率的な供給:Economic efficiency

この視点から、供給が不安定でCO2を多く排出する化石燃料への依存を減らし、そのかわり、「準国産エネルギー」である原子力発電で、総発電量の50%をまかなおうという方針で、2030年度までに少なくとも14基以上の原発を新設する計画がたてられていたのでした。

しかし、3.11の東電福島第一原発事故でその前提は崩れ、現行の「エネルギー基本計画」は白紙に。いま、経済産業省の「総合エネルギー調査会基本問題委員会」で、この夏を目処に策定する新しいエネルギー基本計画について議論されています。


そこで、、、

「お母さん版エネルギー基本計画」をつくるために必要な要素……
・経済成長率(GDP)とエネルギーの需要
・エネルギー需要を満たすための供給の内訳
・今後の日本の人口と産業構造の展望
などのデータを読むチカラを身につけ、そのうえでどんなエネルギーの未来を切り開いていきたいのか、みんなで語り合います。

第1回の勉強会は、4月24日(火)に開催。その後、5月、6月に内容を深め、7月にまとめ、8月には政府への提出を目指します。


<あざみ野ぶんぶん勉強会のご案内>
日時:4月24日(火)
10:00~12:00
場所:アートフォーラムあざみ野
セミナールーム3
参加費:1000円
定員:30名

※あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、「お母さん=生活者」と位置づけています。お母さんに限らず、この地域に暮らすすべての生活者のご参加を歓迎します。

※アートフォーラムあざみ野には託児があります。3日前までの申し込みが必要となりますので、ご自身で直接ご連絡ください。

お問い合わせ、お申し込み先
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286


お母さん版エネルギー基本計画について、facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。