震災後にアクションを起こした地域のお母さんグループとの
ネットワークミーティングを開きました。
参加者は私たちあざみ野ぶんぶんプロジェクトを含むチームから7名。
team gomokuは5月、震災後ガチガチに心身をこわばらせたお母さん向けのワークショップ「おやこのゆるみじかん」や、6月にチェルノブイリ救援・中部の河田昌東さんの講演会を開催してきました。team ondaは7月に野呂美加さんの講演会を主催しました。
会場を提供してくださったあざみ野のスペースナナからも1名。スペースナナでも5月に藤田祐幸さんを招いて「原発のない未来を考える」講演会や、チャリティーイベントを開催しています。いずれもアクティブなお母さんたちです。
はじめに所属チームごとに分かれてグループワークをしました。
これまでの活動を通して感じたこと、各チームの得意分野や興味範囲、今後の展開などについて話し合い発表していただきました。
活動を通じて「仲間や地域のつながり」や「やればできるという思い」、それに「今の世の中を生きて行く覚悟」など、みなさん得たものは大きかったようです。
今後は「整体で福島や関東圏ママの心身をゆるめたい」「交流や情報交換の場となるコミュニティショップをつくりたい」など、グループや個人の得意分野を生かしたビジョンを話してくれました。
その後は「私たちが望む未来とはなんだろう」というテーマで、ひとりずつ発表しました。
・時間や手間をかけることを見直し、日本本来の良さを考えたい。
・何かあったら助け合える、人と人とがつながりを大切にできる社会。
・人も社会も調和が取れ、お互いを受容許容できる世の中に。
・「吾唯足知(=我、ただ足るを知る)」ということを知るべき。
・ エネルギーも、給食かお弁当かさえも、いつの間にか選べない社会になっていた。私は選びたい。
など、みなさん真剣に語ってくださいました。
私たちが望む未来像を描き、そこに向かうには今何をすべきなのか、というポジティブな話し合いができました。
参加したみなさんからは、「ぼんやりと頭の中で思っていたことを書き出すことで明確にできてよかった」「未来のビジョンを持つことは大事」といった感想をいただきました。
ポジティブで様々な得意分野を持つこの地域のお母さんたちに、私たちも刺激を受けました。この出会いとつながりを大切に、今後一緒にできることがあればお互い協力していきたいと思います。
(文:中島美穂 写真:松山ちかこ)
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