6月19日に開催した第3回目の「お母さん版エネルギー基本計画」勉強会は、
あざみ野駅徒歩すぐの、山内地区センターで開催しました。
この日のテーマは、「2030年の電源構成比をどうしていくか」。
いままさに政府で話されていることを、自分たちの頭で理解して、
自分ごととして考えていくワークをしました。
「脱原発をいかに実現していくか」
あざみ野ぶんぶんの究極のテーマでもあるこの命題。
省エネ、節電、再生可能エネルギーを増やす。
これは誰もが望み実行しなければならないことですが、
「化石燃料を使い続ける」という現実も理解しなければなりません。
石油は産業や輸送に必要不可欠で、電化の部分でどう化石燃料の
依存率を下げていくか。また地球温暖化対策のためのCO2削減という
国際的な約束事も無視できないのです。
再生可能エネルギーの普及のための政策は、
先般施行されたFIT(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)や、
今後近いうちに実現するであろう電力の自由化、
立地規制の抜本見直しや系統への連携強化、
蓄電や高効率機器、スマートグリッド技術等の技術開発の推進、
など、さまざまな施策が今後進んでいきます。
政策が進んでいく一方で、市民にもできることはたくさんあります。
太陽光発電を家庭に設置する、
グリーン電力証書を買う、
グリーン電力のアイテムを利用する、
市民発電所に出資をする、
自然エネルギーを推進する首長・議員を支援する、
……などなど。
エネルギーは、わたしたちの暮らしに密接につながっています。
参加者それぞれが「わたしが暮らす2050年」をイメージし、
2030年の電源構成比を念頭におき、どんな社会や経済が実現できるか、
そのために自分が何をすべきかを考えました。
笑いあり、涙あり、共感あり、時に反発心(?)もあった
3回の勉強会。とても充実した、濃い時間でした。
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