11月29日(火)、第5回ぶんぶん勉強会では、おひさまエネルギーファンドの募集・広報担当の永田光美さんによる「エネシフ時代の新しいお金の使い方」を開催しました。
永田さんは元々外資系金融会社で働いていたキャリアウーマンで、「日本の金融機関が変わらないと、日本のエネルギーも変わらないよね」と感じていたころ、ISEP(環境エネルギー政策研究所)の飯田哲也さんに請われておひさまファンドに入社しました。
海に囲まれた森林国の日本は、自然エネルギーのポテンシャルが高く、地域マーケットがたくさんある、と永田さん。雇用創出により地域活性化も見込める自然エネルギー事業は、今後の成長分野であると言います。
おひさまファンドは、マーケットでのファンドとは違い、市民が直接自然エネルギー事業に出資するのが特徴。「100%お金が見える投資」です。これまで南信州一帯で行ってきた太陽光発電への市民出資の事業は、いまでは日本初の小水力発電への市民出資など、活動の幅が徐々に広がり、全国的な注目を集めています。
永田さんのお話を受け、参加者たちは「自然エネルギー事業は市民の合意形成が大切だとわかった」「市民ファンドは共感や応援から始まる。お金=信用、信頼という、金融の原点だと思った」などの声が寄せられました。
永田さん、たいへんご多忙ななか、ありがとうございました。
また、この講演については、森ノオトでも掲載予定です。より詳しく内容をお伝えします。
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